ファスティング(fasting)とは日本語で言うところの断食です。
断食というとイスラム教のラマダン(Ramadan)やヒンドゥー教をイメージする方が多いのではないでしょうか?
しかしその他の多くの宗教下でファスティングは行われてきました。
仏教の僧侶でもファスティングをする方は多くいらっしゃいます。
ファスティングは宗教的な教えだと思って嫌煙する方もいるかもしれませんが、現在では健康的な面でもファスティングが注目されています。
実はファスティングによってあの大病が予防できるという可能性もあり注目されています。
そこで今回はファスティングについて少し紹介していこうと思います。
目次
ファスティングは初心者にはキツイ!?
ファスティング(断食)と聞くと長期的なものをイメージするかもしません。
しかし最初から長期的に食を抜くことはかなりきついです。特に普段からちゃんと食べ物にありつけている日本人にとってはかなりきついです。
そこで今回は一日だけでもできる短期的な初心者向けファスティングも紹介していこうと思います。
慣れてきたら徐々に期間を伸ばしていく事も可能になります。
しかし期間を伸ばしていき長期的なファスティングをした場合スピリチュアル的に少々問題も起こり始めるのでそこについても紹介していこうと思います。
ファスティングとスピリチュアル
スピリチュアルの世界において有名な『キリスト』『マホメット』『ブッダ』
この3人はファスティングをしていた事でも有名です。
もちろん他にも有名な方でファスティングを行った方は多く存在します。
今紹介した3人はスピリチュアルだけでなく人類の叡智的にも世界中に色んな影響を与えた人です。
では、何故この3人はファスティングをしたのか?
ただ食べたくなかったのか?
それとも迫害されて食べる事が出来なかった日々が続いたのか?
そうではありません。
実はファスティングというのは自らの境地に辿り着くためにとても重要な行動の一つなのです。
彼らは自らの意識進化をするためにファスティングを行いました。
ファスティングをしていると個人差はありますが一定の時期を超えるとある階層と繋がることができます。
繋がる階層が霊的階層だと霊に入り込まれ支配されてしまう可能性もあります。神的階層に辿り着けば3人のような強力な意識変化に辿り着くことができます。
では霊的階層に入ってしまうと意識変化はできないのかというとそうではありません。
ちなみに意識には『体、情、魂、霊、神』の5階層が存在します。大抵の人間は生きているうちには体、情、魂までしかたどり着けません。
生身の人間である以上『霊』の階層に入ればかなりの意識進化を遂げる事になります。しかし霊の階層には低級霊や悪霊などが多く存在し、それらに入られてしまうと一時的にスゴイリーダーのように躍進することもありますがその代わり命を奪われてしまう方が多いです。
特に魂が曇った状態の方や迷いなどがある方は隙が多く、すぐに入られてしまいます。
なので本格的なファスティングをする際にはちゃんと祓い清めを行って結界を張った場所で行う事をオススメします。
ファスティングの効果
ファスティングをすると健康的にはどんな効果があるのか気になる人も多いかと思いますので軽く説明いたします。
長寿遺伝子の活性化
ファスティングをすると長生きできるようになる遺伝子のスイッチが入ります。
その遺伝子はサーチュイン遺伝子と呼ばれていて、長寿のお年寄りの人などを調べてみると多くの方がこのサーチュイン遺伝子が発動されているという研究結果もあります。
何故ファスティングを行うとその長寿遺伝子が発動するのかというと、食物を摂取しないことにより体が生命の危機を感じて人間が持つ本来の生きるチカラというものを生き返らせます。
動物にもファスティングは効果的
人間だけではなく動物にも長寿になるファスティングは効果的です。
ある実験によると、毎日満腹になるほど食べさせたサルと少ししか食べ物を与えなかったサルに数年で老化に大きな差が出たようです。
満腹に食べていたサルは2年~3年経った頃から毛が抜け初め明らかな老化現象が起こり始めた一方で小食にさせたサルは若々しかったという実験結果もあるようです。
生存期間が短いペットなどでも影響があるようですので長生きさせたい場合はあまりたくさん食べさせないほうが得策です。
サーチュイン遺伝子は減少することもある
一度ファスティングをしてサーチュイン遺伝子が活性化したからと言って気を抜いてはいけません。
また暴飲暴食を繰り返すとサーチュイン遺伝子はオフになり減少していきます。
日々少しずつファスティングに慣れていく事により持続的にファスティングをしていく事も可能になりますので無理せず少しずつ期間を伸ばして行けるようになることをオススメします。
ファスティングにより自分の体内で糖を生成できるようになる
ファスティングの効果として大きなメリットがあります。
それは食べないことにより自らの体内で必要な糖分を作り出すことができるようになります。
普段人間は食べる事により食物から糖分を摂取しています。
一般の人は食物から摂取した糖分がなくなると眩暈がしたり、低血糖の人は痙攣のような状態になる人までいます。
しかしファスティングを行うと、ブドウ糖が減少していくと肝臓でケトン体を生成します。体内でエネルギー化できない中性脂肪(脂肪酸)がケトン体になり分解されヒトのエネルギーとなります。つまり脂肪が燃焼されているという事です。
人が遭難しても数日間何も食べにず生き残れるという時などはこのサイクルが働いている事が多いです。なのでふくよかな人ほど遭難したら長く生き残れるというのは脂肪がたくさんありその分ケトン体となる脂肪酸が多いということからそう言われているのでしょう。
ケトンサイクルにより疲れにくくなる
食べ物から糖分を摂取している状態だとブドウ糖が減少してくると疲れが出てきます。
そうすると食べて糖分を摂取しなければいけませんが、ケトンサイクルが働き始めると一定的に脂肪酸からケトン体を作り出しエネルギーを持続しようとするので疲れにくくなります。
やりすぎに注意
脂肪が減るからと言って舞い上がって過度にファスティングをしようとすると逆に危険です。
最近では糖質制限などが流行っていて、過度にダイエットとして糖質を抜こうとする人が増えてきています。しかしそれは落とし穴なので注意しましょう。
日本人は特に昔から米を主食として生きてきました。
欧米人などは米を食べすぎると糖質を摂りすぎになるという人もいます。(バーガーやコーラばかり摂っている人種なのでなんとも言えませんが)
しかし日本人は昔からたくさんの米を食べてきたので欧米人より米の糖質には慣れています。
更に脳の主なエネルギー源は糖です。なので頭を使う作業の時はチョコやキャンディーなどを摂取することをおすすめされます。
そして糖質制限は体質に合う人と合わない人がいるのでもし体調が悪くなる場合はオススメできません。
ちなみに宇宙のエネルギーと強く繋がっている時も非常にチョコなどの高い糖分を摂りたくなることがあります。
実際私も絵を作成していたり文章を書いている時は高い次元と繋がっているようだと言われますので、終わった後には一気に甘いモノの摂取をすることがあります。
私の個人的なオススメは福岡の名物『通りもん』です。私の制作のためにいつも送ってくれる福岡の友人がいるので本当に感謝しています。気合いを入れる日は朝から通りもんだけ食べて制作に入ることが多いです。柔らかくて和菓子のような感じなのですが中に入っている餡がバター系でお土産の中では個人的に日本一だと思っています!
余談でした。
感謝によりエゴ(自我)を開放する
ここからはスピリチュアル的に少しレベルの高い話になります。
まず人間が社会やエゴ(自我)に捉われていて生きているという事を説明します。
現代ではお金さえ払えば何でも手に入る世界になっています。そして人間はお金を稼いでこそ一人前という考え方が一般的になりつつあります。お金を稼いで何でも手に入れる事ができる人、税金をたくさん払ってる人ほど偉いという慢心にも繋がります。
しかしこの世界にあるすべてのモノは何一つとして人間がゼロから作り出したモノはありません。水であれ空気であれ物質を作り上げる成分には必ず地球からの産物が含まれています。
それらを人間は我の手で作り出したモノだと慢心します。石油、砂、水、エネルギー、世界中で高額で取引されているモノは元々は地球の産物であって人間のものではありません。それを人間のエゴ(自我)により勝手に独占しているだけです。
大なり小なり人間はそのようなエゴ(自我)が存在します。独占欲も出世欲も全てがエゴであり、自分というモノの欲を叶えるために生きている人がほとんどです。
太古の人類はそういう欲はなく地球と一体化して生きていました。しかし人間が人間を支配する時代が始まってからエゴというものが芽生えていきました。
そのエゴがある限り人間は『自分』という枠から出れない状態なのです。
それを開放してくれるのがファスティングの効果でもあります。
特にロングファスティング(長期)を行う事により自我を開放し世界や宇宙と一体化する次元に辿り着くことがあります。
ロングファスティングでは1週間くらい断食を行います。
その後、最初に戴く食物を軽めの白湯のようなものにします。それをいただく時には皆食べ物に心から感謝をして食べる事ができるようになります。
個人差はありますがその感謝が出る時にそれまで捉われていた自分(自我)という視点が一気に世界に生かされているという感情に変わり全体に広がる瞬間がきます。
その瞬間に自我の捉われが外れ意識が開放されます。広い視野を持つことに目覚める事ができます。
ショートファスティングとロングファスティング
ショートファスティング
☆1~3日間の短期間で行うファスティング
人は毎日食べ物を食べると常に胃や腸を使うことになり、内臓には疲労がたまります。
何日も食べないのは無理!という人にはまずは1日からできる短期間のショートファスティングをおすすめします。
1日食べる事をやめるだけで結構内臓は休むことができ、その間に摂取ではなく体内に溜まった老廃物を出すというデトックスを行ってくれます。
この短期間のショートファスティングの方法としては丸一日食べ物を摂取しないのではなく、朝だけほんの軽くタンパク質か炭水化物を摂ったりしてあとは抜くという方法だったり。
朝と昼は抜いて夜だけちょっと食べるという方法があります。
私は夕方にだけ食べるという方法をとっています。それをほぼ毎日やっています。
それをするだけでとても体の調子がいいです。
出るモノはかなり調子よく出ます!むしろ食べ過ぎている時より出は良いです。
ファスティングに興味がある方はこの軽いショートファスティングから始めてみるといいですね。
脱水症状は避けないといけませんので水などは飲んでも大丈夫です。
ロングファスティング
☆3~7日間くらい
これは上級者向けのファスティングです。水だけを摂取して食べ物は全くとらないロングファスティングです。
3日目を過ぎたあたりから飢餓状態に苦しんだり超常現象が起こり始めます。
普段普通に食べていた人の空腹感が限界になってくると食欲のために怒りや苦しみの感情が出てきます。その状態には注意しないといけません。そういう時には自分の潜在意識が強く働いたり霊的階層に繋がりやすくなります。
そして自分の意識領域を広げたいという欲望のために始めた人などは霊的階層の『餓鬼』や欲望の周波数を好む低級霊などの侵入を許してしまいます。
超常現象的には幻覚なども見えてしまいます。飢餓状態で苦しんでいる時に幻覚が見え始め低級霊などが『あなたは世界を救います!』などという甘い言葉で近寄ってくると、神だと勘違いして簡単に自分に入ることを許してしまいます。
そういう方達はファスティング終了後に神の領域に達したと勘違いして危ない教祖的存在になろうとします。そんなスピリチュアルリーダーは世の中に多く存在しますので気を付けてください。
神の階層にスーッと到達して自分の自我を開放し視野を広げる事ができればいいのですが、霊の階層に入ってしまい悪霊に憑かれると人生そのものが危険になります。
世の中にはファスティングのグループなども存在しますが、そういうところのリーダーも霊の階層にやられてしまっている方が結構いるようです。
もしロングファスティングを経験したい方はしっかりと祓い清め、祝詞、結界が張られていて霊的階層に触れる事のない状況下でできるところをオススメします。
ちなみに1週間以上のファスティングを1度でも経験するとガンになる確率がかなり下がるという統計も出ているようです。
ファスティングに興味がある方は短期からでもいいので挑戦してみて下さい。
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